任意売却の基礎知識
家族で住む自宅の購入するには一般的に1000万円を超える金額が必要になるため多くの人は住宅ローンで支払っていると思います。
住宅ローンは大体20年以上の長い間払い続ける必要があり家を購入した幸せと同時に長い間払っていくことに不安を感じる人も多いようです。
実際に住宅ローンを組んで家を購入した方でも何年か経過した後に経済状況が大きく変わってローンの支払いが難しくなり家を手放す人も少なくありません。
ローンの残っている住宅の売買というと競売にかけるというイメージがありますが競売では市場での相場よりも低く落札されることが多くあまりメリットがありません。
任意売却の方法を取れば市場相場に近い金額で自宅を売却できる可能性が高くなります。
任意売却とは債務が残っている住宅を一般的な中古住宅と同じように売却することが出来る方法です。
任意売却を行うためにはローン会社が持っている抵当権を解除してもらう必要があるため、一般の方では手続が困難で任意売却を専門にしている会社も多く存在しています。
住宅ローンの支払いにお悩みの際は任意売却をお考えになることをおすすめします。
任意売却で自宅を売る際にかかる費用はどのくらい？
住宅ローン等の残債が残っている住宅を売るために任意売却は有効な方法であると先述しましたが、専門家に依頼するとなると費用がどのくらいかかるのかがやはり知りたいと思います。
通常不動産を売買する場合は不動産仲介手数料・・登記費用・公的文書の作成などの費用がかかります。
任意売却の場合はこれに抵当権抹消・差し押さえ解除などの登記費用がさらに追加されることになります。
もちろん専門業者が手続きを行うため仲介の費用等も必要になりますが依頼の際に支払う費用はあるのでしょうか。
基本的に任意売却の専門業者では売却代金の中から必要な費用を差し引く形にしているところがほとんどなので任意売却開始時に現金が必要になることはありません。
住宅ローンの支払いに困っている方にとって現金を用意するのは大変ですから最初に必要ないというのはありがたいと思います。
実際に必要な費用については相談の際に確認するとよいでしょう。
