競売と任意売却の違いとは
住宅を購入する際に多くの人は住宅ローンを使って購入をしていると思います。
住宅ローンを組む時には平均的に20年前後の支払い期間にしていることが多くなっていますがその間大きな変化がなければ特に問題なく支払っていけると考えられます。
が、会社を辞めたり会社経営をしていて業績が悪化したりなど金銭的に問題が発生した場合には支払いが困難になることもあるでしょう。
このような時には多くは借り入れを下金融機関が債権者として物件を差し押さえし競売の手続きをとって自宅が売却されることが一般的になっています。
しかしこの競売とは違う形で自宅を売却する方法として任意売却という手続きを取れることもあります。
競売でも任意売却でも自宅を市場に出し中古住宅として売却することに違いはありませんが、競売ではオークション形式で売買されるため市場価格の6割から7割程度の金額で売却されることが多くなります。
一方で任意売却の場合は市場の相場にあった価格で市場に公開されるため一般的な相場価格での売却が可能になります。
たがし債権者側が持つ抵当権を解除してもらわないと任意売却は不可能なため専門家によるサポートが必要になってきます。
競売になると諦めずに任意売却を行ってくれる専門家に一度相談してみることをおすすめします。
固定資産税を滞納したらいつ差押や競売になる?
住宅ローンの支払いが停滞し支払いができなくなると債権者によって差し押さえ・競売にかけられるという手続きを踏まれると前項では記載しました。
が、この他にも自宅が競売にかけられる可能性があることをご存知ですか?
一戸建ての住宅には毎年払わなくてはならない固定資産税があり一般的には年4回の分割で支払われることになっています。
この固定資産税を滞納し催告状が届いてもそのまま無視し放置していると地方自治体(市役所等)から財産や不動産の差し押さえをされる可能性があります。
では固定資産税の滞納がどのくらい続くと差押になるのかというと自治体にもよりますが1年以上滞納が続くとなる可能性があります。
支払う意思があって事前に自治体に相談をしていればすぐに差し押さえ・競売になることはありません。
しかし支払う能力がないと判断されると債権者とともに差し押さえの手続きを進めることになります。
支払いが困難になったときは専門家に早めに相談をすることをおすすめします。