任意売却を有効に進めるためには
家庭を持つ方は賃貸の住宅に住み続けるよりも自分で購入した家に住んで生活したいとお考えになる方が多いでしょう。
もちろん賃貸住宅で生活することに問題があるわけではありませんが家を購入することは大きな夢のひとつで長期ローンを組んででも手に入れたいと思うものです。
住宅ローンを組む時には平均で25年くらいの長期間の支払いになりますが契約した当初とは状況が大きく変わり支払いそのものが厳しくなることもゼロではありません。
ローンの支払いが続けられなくなった時に家を差し押さえられ競売にかけられるのは精神的にも辛いものがあります。
任意売却を利用すれば競売とは違い適正な金額での売却が可能になると同時にある程度の余裕を持って転居することができます。
任意売却を有効に進めるためには専門の経験が豊富な会社に委託することが重要になります。
ネットや専門誌に掲載されているクチコミ情報などを参考に任意売却専門の業者を探してみてください。
無理のない形で住宅の売却をお考えなら任意売却は有効な手段となります。
任意売却の時に専任媒介契約が必要な理由は
任意売却で自宅を売却する場合も通常の中古住宅を売却する場合も基本的に不動産会社に媒介をしてもらわなければなりません。
不動産の売買は国家資格を有した方しかできませんので必然的に媒介契約を結ぶことになりますが任意売却では専任媒介契約を結ぶことが一般的です。
一般媒介契約というのは複数の不動産会社との契約が可能で有利な条件を引き出すことが可能です。
一方専任媒介契約は1社に一任することになりますが任意売却の場合債権者(金融機関)との交渉が必要になるため複数の会社では難しくなります。
このような理由から任意売却では専任媒介契約が必須と考えられています。
また個人の情報が一般に広まらないためにも専任契約を結ぶほうがよいでしょう。