任意売却について基本的なこと
色々な商品やサービスを購入するときにクレジットカードを使用して分割で払う方はたくさんいらっしゃるでしょう。
特に高額なものの場合は銀行などで融資をしてもらい定額を毎月払ってローンにされることも多いと思います。
高額な商品といえば自宅を購入することが一般の人にとっては最大になると思いますが、住宅ローンで何十年もの間ローンを払うことになります。
そのまま完済できればなんの問題もありませんがローン期間に収入が減少したり病気や怪我をすることもあり支払いが難しい状況になる可能性もあります。
住宅ローンの支払いができなくなると自宅を債権者により売却されることになりますが、競売になる前に任意売却で通常の相場で売却することも可能です。
任意売却は債権者と債務者が交渉をし中古住宅として価格設定をし販売を行う方法でオークション形式で落札される競売とは違い価格を指定して販売することができます。
任意売却の手続きを進めるためには債権者が持つ抵当権を一旦解除してもらうことが基本的に必要です。
様々な手続、交渉が必要になるため専門の会社に依頼することがスムーズに進めるためには重要になります。
家を任意売却するなら離婚前と離婚後どっちがいい？
住宅ローンの支払いが困難になり自宅を売却する必要が考えられた時に競売よりも任意売却の方にメリットがあることは間違いありません。
もちろん価格設定や交渉によって失敗する可能性もありますが少しでも高く売却することを考えれば任意売却は有効な手段です。
自宅を売却する場合に離婚が原因となる方も多いようですが任意売却を検討する際に離婚前と離婚後ではどちらがよいのでしょうか。
一般的には任意売却は離婚前にする方がよいと思われます。
理由としてはまず離婚後に任意売却をする場合自宅の名義が共同であったり残債の支払いの問題であったりが売却に大きく影響をしてきます。
離婚前に一旦住宅を売却してしまえば残りの支払いや財産分与などに関しても問題が少なくてすみます。
離婚をお考えの場合は任意売却は離婚前というふうに考えておきましょう。
