任意売却のメリット・デメリット
住宅ローンを組んで自宅を購入されている方が一般的には多いと思いますがローンの支払いを長い間続けることは大変です。
中にはその期間に体調を崩して入院したり不慮の事故で仕事ができなくなったり、収入が激減したりするなどの問題が起こる可能性もあります。
このような事態になってローンが払い続けられなくなった時に強制的に差し押さえされるよりも任意売却で自宅を適正価格で売却する方が債務者にとっては有効です。
任意売却では価格の設置を自ら行うことも可能で高く売れる可能性があるメリットがあります。
また競売のように近隣や知人に自宅が競売にかかっていることが知られることなく売却の手続きを進められるメリットがあります。
デメリットとしては面倒な手続が多くなるという点があります。
任意売却を進めるためには債権者に抵当権を解除してもらう必要がありその交渉や不動産会社との交渉なども必要で専門家に任せるにしても自らが行うことが多くなります。
自身の状況により判断をするようにしましょう。
任意売却でペットと暮らせなくなることは?
自宅を任意売却で手放すことでローンの支払いの苦しさからは解放されることになります。
しかし自宅を売却には様々な問題がその後にも残ってきます。
ペットを飼われている方の場合転居した後もペットと暮らせるかどうかが大きな問題になってきます。
もちろん任意売却を行ったことでペットを取り上げられることはありませんが、転居をする際にペット可の住居を探す必要があります。
一戸建てではペットを飼うことに問題はありませんがマンションなどの共同住宅はペットを飼えないところも存在します。
またペットと今までどおり生活を送る手段としてリースバックの方法も手段としては考えられます。
ペットと暮らす方法として売却時に検討を早めにしておきましょう。