住宅ローンの滞納が続くとどうなる
一からレイアウトやデザインなどを自分で考え建設会社に依頼して自分の希望通りのマイホームを建てて住むことはひとつの大きな夢だと思います。
一般的に当初予定していたよりも費用が嵩むことが多いようですがローンの金額が多すぎて少しくらい増えてもあまり実感が沸かないという方もたくさんいらっしゃいます。
ですが実際に家を建てて生活が始まると毎月の住宅ローンの金額が少しずつ負担になり徐々に苦しむ方も見かけます。
苦しみながらもなんとか払えていた人が会社の収益が悪化したり、転職や病気が重なり住宅ローンの滞納が続いてしまうと住んでいる自宅を債権者である金融機関によって差し押さえられる可能性があります。
滞納が何度か続いた時点では督促状が届くくらいですがそのまま連続すると裁判所に競売申請をかけられ競売開始決定の手続が届いてしまうと競売による強制売却が現実のものとなってきます。
この競売から逃れるためには専門家に仲介をしてもらい任意売却をすることが解決の近道です。
任意売却とは競売のように入札形式で売却をするのとは違い通常の相場で自宅を売却する手続きのことをいいます。
任意売却を行うためにはいくつかの手順を踏むことが必要です。
任意売却の一連の流れ
任意売却を行う一連の流れを簡単に紹介いたします。
最初は住宅ローンの滞納・遅れの発生で流れというよりもこれが契機になり任意売却がスタートすると考えた方がよいと思います。
次に任意売却を専門にする不動産会社等を探し相談をします。
売却を進める不動産会社と媒介契約を結びます
そして債権者と交渉し抵当権を解除、任意売却の許可を得ます
自宅の売却の手続きを開始し市場に自宅が出ることになります
購入者が現れ売買契約が締結され売却金額を手にれます。
自宅を引渡し、自らは次の住居に引越しをします。
売却金をローンの返済に充て残債について債権者と協議をします。
以上が任意売却の一連の流れになります。