任意売却をお考えの方へ
住宅ローンを組む場合に平均的には20年前後が多いと言われていますが、近年は30年から35年の長期のローンを組む方が増えています。
長期ローンにすることで頭金を少なくしたり毎月の支払額を抑えることが可能で長いローンにする大きな理由です。
長いローンを組んだ時に起こるトラブルとしては契約当初よりも家族が増えて支払いが厳しくなった、転職やリストラによりローンの支払いが困難になった、離婚によりローンを払うことができない等があります。
ローンの支払いが困難になった時に債権者である金融機関が競売にかけることが大半ですが任意売却の手続きを取れば競売よりも有利な条件での売却が可能になります。
任意売却とは基本的には以下のようになります。
住宅ローンを組んだ不動産物件の場合、抵当権は所有者ではなく債権者にありそのままの状態では債権者による競売しか売却する方法はありません。
この抵当権を交渉により解除し、一般的な市場価格で不動産を売却するのが任意売却です。
任意売却を行う際は専門の業者に依頼する必要がありますが、どのような業者を選ぶのがよいのでしょうか。
弁護士と任意売却業者どちらに相談するのがベスト?
任意売却は抵当権を解除し一般的な中古住宅として売却する方法ですが法律的な知識と不動産売買に関する知識のえ用法が必要になります。
不動産会社は不動産売買の専門家、弁護士は法律の専門家ですがどちらに依頼するのがベストなのでしょうか。
弁護士に任意売却を依頼するメリット・デメリット
弁護士に依頼する場合は住宅ローン以外に債務が複数ある場合に債権者に交渉をまとめてしてもらうメリットがあります。
しかし任意売却をするにあたっては不動産業者に仲介を依頼しなければならないため、全てを弁護士に任せることができないデメリットがあります。
一方の不動産会社の場合のメリット・デメリットについても考えたいと思います。
不動産売買に関しては専門家で売却をする手続きはスムーズに行えます。
しかし、金融機関との抵当権解除等の交渉に関しては法律の専門家でない分デメリットとなります。
トータルで見たときは不動産会社に依頼するのがいいようですができれば任意売却を専門とする業者を選ぶことが重要です。