任意売却業者を選ぶポイント
マイホームを購入して住むことは働く人にとっては大きな夢のひとつですが多くの方は長期ローンで返済をしています。
長期のローンで毎月高額の支払いをしていくことは最初のうちはいいですが長くなるにつれて苦痛になってきます。
また長い支払い期間に様々な問題が起きて支払いを継続することが難しくなる人も少なくありません。
このような時に債権者によって競売される前に専門業者に依頼し任意売却を進める方が増えていますが業者選びを誤ると競売以上の損失を生むこともあります。
任意売却業者の多くは弁護士や不動産業者が行っていますが、最終的に不動産売買の手続きが必要で弁護士では不向きということになります。
任意売却の場合市場での相場に精通していることも重要でその地域に本社・支店があることも重要です。
また実際に必要な経費が明記されていないところは後で高額の請求がされる可能性があります。
任意売却以外の方策を提示しない会社も適していないとお考え下さい。
任意売却にかかる仲介手数料はどれくらい?
不動産の売買を行う際に個人での不動産取引はできませんので不動産業者に依頼をすることになります。
不動産の売買契約が成立した時点で仲介手数料を不動産業者に支払うことになりますが任意売却での仲介手数料はどれくらいなのでしょうか?
まずは仲介手数料の仕組みについて理解しておきましょう。
土地・建物を売却する時の手数料(媒介手数料)を仲介手数料と呼びますがこの手数料は取引が成立した際に受け取る成功報酬になっています。
つまり売却が成立しない場合は支払う必要がありませんが基本的に仲介手数料は宅地取引の法律で定められた上限の金額に設定されています。
200万円以下では5%、200万円~400万円では4%等に設定されていて400万円超の物件では売却額の3.24%に6.48万円がプラスされるとなっており多くの任意売却ではこの金額に相当すると考えられます。
これ以上の仲介手数料が提示される業者は信用できないと思っておくとよいでしょう。