任意売却を依頼する業者について
住宅ローンによって家を購入する人は多いと思いますが30代で購入したとしても実際に払い終えるのは50代の後半か60代になったころで購入した当時のように元気で働けるかどうかはわかりません。
また景気の変動も流動的で支払いを続けることが厳しい状況になることもないとはいえません。
これまでにも住宅ローンを支払い続けることができずに自宅を手放す人はたくさんおられますが競売ではなく任意売却で自宅を売却しローンを完済した人もいます。
完済は不可能でも残債を少なくすることで後の生活に不安を感じなくてすむなどメリットはたくさんあります。
が、任意売却は誰でもできるものではなく交渉の技術と豊富な経験・知識が欠かせません。
任意売却を依頼するにあたって手数料等業者に支払う金額が安いだけで業者を選ぶと結果的に売却ができずに競売で不本意な金額で手放すことにもなりかねません。
実績や経験のできるだけ多い会社を選ぶことが高く売却するコツとなります。
任意売却する物件に住めるのはいつまで?
住宅ローンの支払いが滞ってしまった場合に、少しでも高く売却する方法として任意売却は利用されていますが、その住宅にはいつまで住むことができるのでしょうか。
任意売却の手続きを行っても直ちに家を出なければならないわけではありません。
任意売却で売却先が決まり買主との交渉により入居日と退去日を決めることになります。
買主とのしっかりとした交渉を行っていないと準備が十分でないうちに退去をしなくてはならなくなり、住む場所を失う可能性もあります。
また任意売却を業者に委託するのであれば引越し費用や引越し後の当面の生活費も含めて相談をしておくと引越し後の生活で困ることも少なくなります。
売却を検討する際は売却価格以外の費用についても考えておくことが重要です。
今後の参考にしていただけると幸いです。