住宅ローンの支払いに悩んだとき
新しい時代を迎えて景気が上昇してくれればよいのですが日本の経済は停滞気味でサラリーマンとして働く人たちは給料があまりあがらないのに物価ばかりが上昇し生活は苦しくなる一方です。
日本の景気はよくなっていると政府は言いますが現実的には余裕を持った生活をしているのは一部の富裕層の人だけでしょう。
バブルのような好景気は夢のような話で長期の住宅ローンで家を購入した人の中には生活が苦しくなり自宅を手放す人も多くなっています。
住宅ローンが払えなくなって強制的に債権者に競売にかけられてしまうと、残債が残った上に家までなくして生活がさらに苦しくなることが想像されますがそうなる前に任意売却を行えばローンの市原に悩むことから脱出も可能です。
任意売却による住宅の売却はローンの滞納が続く前に行えば売却の期間も長く取れ売却額を高くすることもできます。
もちろん必ず売却できるとは限りませんが、経験豊富な業者を選べば、残債をすべてなくすことも可能ですし、リースバックによりそのまま自宅に住み続けることも可能です。
支払いが苦しくなったときにそのまま悩んでいるよりも早めに売却を検討することもお考えください。
物上保証(ぶつじょうほしょう)の意味
住宅ローンの支払いが苦しくなり住んでいる家を売却することでローンの悩みを解消する方は多いと思います。
が、住宅ローンを契約する際には所有者(債務者)以外に連帯保証人・連帯債務者等が設定されており、所有者ひとりの判断で売却することは基本的にできません。
また連帯保証人以外に物上保証人が設定されていることもあります。
それぞれの違いについて簡単に説明をしておきたいと思います。
連帯保証人は簡単に言えば債務者が債権者に借入金を遅れることなく支払うことを保証する人のことで債務者が支払えない場合連帯保証人が代弁済をすることになります。
一方物上保証人は債務すべての保証をするのではなく、もの(土地・建物)だけの保証をするという意味でたとえば住宅ローンを組んだときに土地は父親のもので建物が子供のものの場合土地が担保となって取られますが残債が残っていても弁済の義務はないのが物上保証人ということになります。
つまり残債が残っていても物上保証人は支払う義務はありません、契約の際にしっかりと理解しておきましょう。