住宅ローンの支払いが難しくなったとき
都会では毎日のように住宅街や大きな通りでマンションや一戸建ての住宅の建設が行われています。
地方でも新しい住宅が建設されている場所は多く、活況が続いているように感じます。
新しい家を建てて生活することは家庭を持っている人にとっては夢で思い切って購入する人が多いのも当然です。
しかし、住宅ローンを組んで購入した場合、ローンを払っている何十年の間には景気が大きく変動して不景気になることもあれば、リストラや転職などで収入が減少することもあります。
そんな状況が続くとローンの支払いが難しくなり最終的に払うことができずに売却する可能性もあります。
住宅ローンが残っている住宅を手放す際には債権者により公売・競売により売ることが多いですが、事前に債権者と交渉し市場の相場で売却することもできます。
この方法を任意売却と呼びますが専門の経験と知識を持った会社に委託して交渉から売却までを行ってもらい債務をなくした人もたくさんおられます。
支払いが難しくなったときは一度お考えになってはいかがでしょうか。
離婚後、住宅ローンを続けて払うのと不動産を売却するのはどちらがいい?
一戸建ての住宅を購入する場合に結婚して家庭を持ったことで住宅購入を考える方は多いと思います。
旦那さんの収入だけでは生活に支障があり、奥さんも働きながら住宅ローンを払っているという方は多いでしょう。
そのまま夫婦円満であればローンを最後まで払うことも可能ですが、結婚生活がうまくいかず離婚してしまった場合は住宅ローンを払い続けることも難しくなります。
結婚してから家を購入した場合は不動産が夫婦の共有財産となるため財産分与の問題がクローズアップされることになります。
住宅ローンが残った状態で離婚し住宅に奥さんが住んで旦那さんが家を出るまたは逆のパターンもありますが、どちらにしてもローンが残っていると払えなくなった場合に債権者により差し押さえされることになります。
また財産分与といっても住宅はひとつで充当する現金を支払うことも大変です。
このため不動産を売却してしまうこともありますが、どちらがいいのでしょう?
ローンの残債が少ないのであれば、売却せずに残すほうがよいと思いますが、ローンが10年以上残っている場合は売却するほうが結果的に二人のためにはプラスになる可能性が高いと考えます。
どちらにしても法律事務所などの専門家に相談することをお勧めします。