任意売却をよくわからない方へ
新築の家やマンションを販売する不動産会社のコマーシャルをテレビで見ない日はありませんよね。
日本全体の景気は緩やかに上昇傾向であると政府も言っているように住宅を購入する人は多い傾向にあるそうです。
昔は30代後半から40代前半で購入する人が多かったようですが住宅ローンの年数が伸びて30年以上でも可能になり20代で購入する方も増えています。
しかし20代で購入しても払い終える頃には会社によっては定年を迎える位長いローンともなると会社の業績が悪化して収入が減ったり、転職することもあり最後まで支払い続けることができないこともあります。
このような状況になると不動産は債権者によって競売されることになりますが、事前に交渉をして任意売却で売ることも可能です。
任意売却は一般的な中古住宅と同じように市場で売却を行う手続きの方法で一般的には競売よりも売却価格は高くなる傾向があります。
ただし不動産売買の知識と経験が必要で検討する際には専門家に依頼することが得策です。
一般の不動産業者と任意売却専門業者との違いはどこに?
不動産売却といえば不動産会社が専門家ですが任意売却では法律に関する知識も必要になります。
不動産専門業者という観点から大手の不動産会社に任意売却を依頼すればよいと考える方は多いようです。
が、大手の不動産会社は自社が管理する不動産を多数有しているため、ひとつの不動産・案件をスピーディに進めることに積極的ではありません。
また任意売却では金融機関との交渉が重要ですが任意売却専門業者のように専門の担当者を置かず、営業マンがそのまま行うことも珍しくありません。
その点任意売却専門業者の場合は交渉に関する知識や経験が多く適正な価格での売却を最も重要視し交渉を行います。
また売却後の引越し先やその後の生活が重要であることもわかっているのでアフターフォローに関してもしっかりと考えてサポートをします。
任意売却検討の際は専門の業者を選んで依頼するようにしましょう。